Canon
LUT Library

About Look File LUT／Lookファイルとは

Look up table（LUT）とは、映像の色やコントラストなどを変換することのできるプリセットです。本サイトでは、独自の映像美や絵作りを追求し映像のクリエイターのこだわりに応えるLUTを、Lookファイルとしてダウンロードできます。カラーグレーディングを簡単に行えるうえ、グレーディング作業を効率化しながら仕上がりのクオリティーをアップさせることができます。

Lookファイルは拡張子.cubeの汎用フォーマットを採用しているため、カメラだけでなく、対応した動画ノンリニア編集ソフトでもご使用いただけます。さまざまな世界観の表現を可能にする豊富なラインアップをご用意しておりますので、目的に合ったものを使用して、映像の表現力向上にお役立てください。

※ Camera Connect（以下CC）からの登録に対応したカメラをご使用の場合、CCよりダウンロードを行い手軽にインポート可能です。詳細な登録方法は、ページ上部の「for mobile」をクリックしてご参照ください。

LUT Download LUT ダウンロード

以下8つのカテゴリの中からお好みのLUTをお探しいただけます。

How to Import インポート方法

以下の方法からお選びいただけます。

インポート方法 1｜PCでカラー編集ソフトを使用して適用する場合

1. LUTが入ったzipファイルをダウンロードして解凍する
2. 撮影したコンテンツのガンマ設定に応じてカラーグレーディング用のソフトでLUTを適用する

※ LUTにはCanon Log 2／Canon Log 3からBT.709色域に変換するもの（Log to 709）とLogのまま色味のみ変えるもの（Log to Log）の2種類があります。Log to 709は適用すると色味を変えつつ色域をBT.709に変換します。（Log to Logについては「Log to Log」の項をご覧ください）

インポート方法 2｜カメラで記録する動画に適用する場合

※ 製品によって登録方法が異なる場合があります。詳しくは各製品の取扱説明書をご確認ください

1. PCからメモリーカードのルートフォルダにLUT（Log 2 to 709もしくはLog 3 to 709, 33grid）をコピーする
2. LUTを入れたメモリーカードをカメラに入れる
3. ［カスタムピクチャー］の［CPファイル選択］からCPファイル（C1～C20）を選択したのち、［CPファイル編集］を選択する
4.［Gamma／Color Space］で撮影の設定に応じて［Canon Log 2／C.Gamut］あるいは［Canon Log 3／C.Gamut］を選択したのち、［Look File設定］を選択する^※1
5.［登録］を選択する^※2
6. LUTを選択する
7. Look Fileを適用した後のガンマ／色空間でSDR BT.709を選択する
8.［Look File設定］の画面で登録したLUTの名前が表示されていることを確認する
9. ライブビューに適用されていることを確認して撮影する

※1 プロテクトされているCPファイルに登録する場合は、プロテクトを解除して設定してください。
※2 一部機種では、メモリーカードに20個を超えるLUTを登録しても20個までしか表示されません。

Log → Log Log to Log

PC編集ソフトにおいて、色味の変換だけでなくカラーグレーディングも必要な場合は、Log to Log LUTの使用をお勧めします。Log to Log LUTを使用すると、Canon Log 2／Canon Log 3データをLogデータのまま色味やコントラストを変換し、後の工程でLogデータとしてカラーグレーディングをすることができます。通常のLogデータと同様にグレーディングをしたり、CMT LUTやCanon Log 2／Canon Log 3 → Canon 709のLUTを使用したりすることでユースケースに応じたグレーディングに対応可能です。色味だけを変換してすぐにBT.709の動画として仕上げたい場合は、Log to 709 LUTの使用をお勧めします。